ドジャースのフレディ・フリーマン(2024年8月撮影)

ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)がワールドシリーズで放った満塁弾のホームランボールが米競売で156万ドル(約2億3400万円)で落札された。試合で使用されたボールとしては史上3番目の高額だという。

フリーマンは10月25日のヤンキースとのワールドシリーズ第1戦で、1点を追う延長10回裏、逆転サヨナラ満塁弾を放ちシリーズ先勝を決めた。ワールドシリーズでのサヨナラ満塁弾は史上初だった。

このホームランボールはドジャースタジアムの右翼側スタンドに飛び込み、複数の観客の間で争奪戦となったが、10歳のザッカリー・ルダーマンさんが父親の助けを借りて確保し、持ち帰ったという。ボールはSCPオークションズで競売にかけられ、この日落札した。

試合で使用されたボールで史上最高額は、ドジャース大谷翔平投手(30)が今季、前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成した際の50号ホームランボールで、439万2000ドル(約6億5900万円)。2位は1998年にカージナルスのマーク・マグワイアが70本塁打を記録したときのホームランボールで300万5000ドル(約4億5100万円)となっている。

フリーマンはこのワールドシリーズで右足首捻挫の痛みをかかえながらも打率3割、4本塁打、12打点の活躍でMVPに輝いた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 フリーマンのワールドシリーズ満塁弾が2億3400万円で落札 サヨナラ付きで史上3番目の高額