アストロズのカイル・タッカー(2022年7月12日撮影)

カブスへトレードでの移籍が発表されたアストロズのカイル・タッカー外野手(27)の妻サマンサ夫人が14日(日本時間15日)、自身のインスタグラムで新天地での生活を心待ちにした。

通算125本塁打を放ち、3年連続球宴出場のタッカーは13日(日本時間14日)、「1対3」の大型トレードでのカブス移籍が発表。サマンサ夫人はアストロズ公式の惜別投稿を引用し、ハートマークを並べて感謝を示した。続けて移籍を歓迎するカブス公式の投稿を「この新しい旅が楽しみだわ」と添えて引用した。

タッカーは18年にアストロズでメジャーデビューし、22年にワールドシリーズ(WS)を制覇。ファンから「キング」と呼ばれ絶大な人気を誇るスター選手の移籍に、日本のアストロズファンもXで「こんな別れが…」「立ち直れない」と悲しみに暮れた。

鈴木誠也外野手(30)や、今永昇太投手(31)らが在籍するカブスは、タッカーの加入で外野手が飽和状態。ジェド・ホイヤー編成本部長はウインターミーティング期間中に「セイヤは非常に優れた選手。来季もチームにいると見込んでいる」と、鈴木の放出には消極的だが、高年俸で通算196本塁打のコディ・ベリンジャー外野手(29)の放出が確実視されている。

鈴木はタッカー加入で、DHでの出場が増える可能性が高くなっている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 カブス移籍のアストロズ看板選手、妻がインスタ更新 「キング」の移籍にファンは悲しみに暮れる