中村憲剛引退試合 JAPANフレンズ ブルー対ホワイト ゴールを決める大久保嘉人(撮影・宮地輝)

<中村憲剛引退試合>◇14日◇Uvanceとどろきスタジアム

元日本代表MF中村憲剛(44)の引退試合が行われた。2020年度、21年元日の天皇杯決勝をもって現役引退した川崎フロンターレのレジェンド。クラブの象徴、クラブそのものといえる唯一無二の存在。最高の舞台が用意された。

中村とクラブ、代表でともに活躍したFW大久保嘉人(42)が「現役復帰」に意欲を燃やした。

キレのある動きで1ゴールを記録するなど、存在感を示した。「やっぱ憲剛さんもボール受けるときに、『あ、このタイミングで動き直してたな』とか、そういうのを思いながら、余韻に浸ってました」としみじみ振り返った。

21年シーズンで引退し、体重が73キロから83キロまで増加したという。今年秋に企画でダイエットを敢行し、約2カ月で12キロ以上しぼった。「サッカーはやっていないんですけど、筋トレはやっているんです。現役中より体重も減って体脂肪も減って筋肉量が増えました」と胸を張った。

J1リーグ歴代最多191点で現役を退いた。200点まであと9点。この日、9得点を奪って「大台」に乗せるつもりだったが、1点止まりだった。「現役復帰すれば9点いける可能性ある」と笑わせた。

企画で始めたダイエットだったが、筋トレは習慣化し、「やらないと気持ち悪い」。お酒も飲まないという。現役復帰の可能性について「なんかやりたくなってきたんだよね~。復帰してやろうかな」とまんざらでもない様子。「このまま1月のキャンプにいけば、バチッと開幕に合う。(オファーは)待っていますよ。残り15分くらい、バチッといきますよ」とノリノリだった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大久保嘉人が現役復帰に意欲!?「なんかやりたくなってきた」オファー歓迎/中村憲剛引退試合