川崎市市民特別賞を受賞した川崎フロンターレ鬼木達監督(左)と福田紀彦川崎市長(撮影・佐藤成)

川崎フロンターレの監督を今季限りで退任した鬼木達氏(50)が12日、神奈川・川崎市役所で、川崎市市民特別賞を受賞した。

鬼木氏は、スーツ姿で福田紀彦市長(54)を表敬訪問し、賞状と賞金10万円を受け取った。「光栄ですね。自分が何かしたわけで無い中で、いろいろな人の助けがあり、こういう賞をいただけたことはうれしく思います。自分がもらうことで携わってくれた人も誇りに思ってもらえるとうれしいです」と喜んだ。

17年に監督に就任するとクラブに初タイトルをもたらし、8シーズン率いて主要タイトル7冠を獲得した。選手、コーチ時代を含めて26年間、クラブを支え、川崎市を盛り上げた。「川崎自体も変わって、26年前とは違うイメージになっている。プロクラブとして地域貢献が少しずつ実っているのもあるのし、川崎市としても協力していただいて、一緒に発展できるのが喜ばしい」と笑顔を見せた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【川崎F】退任の鬼木達監督が川崎市市民特別賞を受賞「一緒に発展できるのが喜ばしい」