【なでしこ】新監督発表、デンマーク人のニルス・ニールセン氏 年内決着
日本サッカー協会(JFA)の理事会が12日、都内で行われ、不在だった女子日本代表なでしこジャパンの新監督にデンマーク人のニルス・ニールセン氏が承認された。
なでしこジャパンは今夏のパリオリンピック(五輪)後、池田太前監督が退任。新監督招聘(しょうへい)が難航し、10月に東京・国立競技場で行われた韓国との親善試合では佐々木則夫女子委員長が監督代行を務めていた。
佐々木委員長は先月の理事会後に「まだ進行的には、終盤にはきていますが、まだ決定していません。年内に決めて、年を越して1月からいろいろやりたい。年明けの1月には方向性を示さない」と年内決着を目指していた。当時は海外の指導者を中心に最終候補に絞れていたが、この日の理事会までに細部を詰められない見通しを示していた。
チームは来年2月に米国で開催される国際親善大会「シービリーブスカップ(杯)」に参加することが決定。5度目の参加で2月20日にヒューストンでオーストラリア、23日にグレンデールでコロンビア、26日にサンディエゴで米国と対戦する。