【欧州CL】モナコ南野拓実、途中出場で好機に絡むも敗戦 アーセナルは4勝目で3位浮上
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):アーセナル3-0モナコ>◇11日(日本時間12日)◇1次リーグ第6節◇ロンドン
モナコ(フランス)のMF南野拓実(29)は、アウェーのアーセナル(イングランド)戦で0-1の後半開始から出場した。好機に絡んだが、試合は0-3で敗れた。
DF冨安健洋(26)がけがでベンチ外だったアーセナルはFWサカの2ゴールなどで今大会4勝目。勝ち点13で3位に浮上し、決勝トーナメントに直接進出できる上位8チーム入りに前進した。
試合はアーセナルが地力の違いを見せた。主将のウーデゴールを中心とした前線からのプレスが威力を発揮。数多くの決定機をつくった。だが、前半26、28分のガブリエルジェズスのシュートはモナコのGKマイェツキの好守に防がれた。
前半34分、アーセナルが先制する。左サイドバックで先発した18歳のルイススケリーが巧みなプレーで相手をかわして前線にスルーパス。抜け出したガブリエルジェズスの左からのクロスを、最後は逆サイドから走り込んだサカが難なく右足で押し込んだ。
1点を追いかけるモナコはハーフタイムに南野を投入して打開をはかる。南野は後半18分、ペナルティーエリア内で左からのパスを右足でシュート。これはGKラヤに防がれたが、その2分後にも決定機を演出した。左サイドで相手の縦パスをカットして持ち上がり、右へラストパス。だが、エンボロの右足でのシュートは枠を外れた。
後半33分、アーセナルが追加点。モナコの最終ラインのミスを突き、サカが左足で蹴り込んだ。同43分にも3点目(記録はオウンゴール)を奪って勝負を決めた。