ロッテ佐々木朗希(2024年9月撮影)

千賀滉大投手が所属するメッツのデービッド・スターンズ編成本部長が10日(日本時間11日)、ウインターミーティングで取材に応じ、ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)について言及した。

地元メディアSNYによると、同編成本部長は佐々木との面談の準備をしていることを認めた上で、佐々木との交渉について「我々は間違いなくベストを尽くすつもり。このようなプロセスでは、選手が重要視ししているポイントを理解するのは非常に難しい。これは通常のFA選手を獲得する場合の交渉とは違うから、他のチームと同じようにプレゼンして資料を提出し、彼サイドからのフィードバックを待つつもりだ」と話した。

面談の内容については「彼にさまざまなことを伝えていきたい。まずは私たちが組織としてどのような存在なのか、どんな理念を持っているのか、そして我々が他のチームと比べてどのような点で違うのか。また、我々が提供する投球面、健康面、栄養面のサポートだったり、日本人の先発投手をメジャーの日程に適応させてきた実績を伝えたい。我々にはメジャーへの適応を可能な限りスムーズにするためのリソースと能力があることを彼に知ってほしい」と説明した。

メッツは先日、今オフ最大の目玉FAのフアン・ソト外野手と史上最高額の15年総額7億6500万ドル(約1148億円)で契約するなど、積極的に補強を進めている。一方、佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏がこの日の会見で、佐々木がニューヨークやロサンゼルスのようなビッグマーケットの球団よりも小規模な市場を持つチームを好む可能性があると指摘したことには「そのフィードバックはまだ受けてない」と話すにとどめた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 メッツ編成本部長が佐々木朗希との面談へ熱意「投球、健康、栄養面のサポートの実績を伝えたい」