【西武】中村祐太が現役ドラフトで加入のロッテ平沢大河に「野手と投手関係なく」サポート約束
西武中村祐太投手(29)が10日、埼玉・所沢市内の室内練習場で自主トレを行い、現役ドラフトでロッテから加入する平沢大河内野手(26)を歓迎した。
自身も1年前に同制度で広島から移籍。それだけに「慣れない部分もあると思う。野手投手関係なく助けになれるように」とサポートを約束した。一方、オリックスへ移籍する2学年上の本田には「すごく面倒見の良い先輩でした。さみしいですが、オリックスなのでシーズン中も会えると思います」と感謝の言葉とともにエールを送った。
移籍1年目の今季は自己最多の27試合で救援し、ブルペンを支えた。「戦力外になるか、現役ドラフトに出してもらえるかっていう立場だった」と回顧。電話にいつでも出られるよう待機していたと話し、「もうすぐに『どこのチームですか』って聞いたくらいなので」と当時を振り返った。
移籍当初は平良海馬投手(25)ら投手陣がシーズン中にも積極的にウエートトレーニングを行う姿勢に驚いた。「なかなかシーズン中にやるって勇気がいることなので」。意識の高い投手陣に感化され、「今までより取り入れるようにしました。疲れていてもやる。やっぱりやらないといけないなっていう感じにはなった」と良い刺激をもらった。結果、6月に自己最速の150キロをマークするなど、球速アップへつながった。