札幌市内のでトークショーを行った日本ハム清宮幸

日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が10日、現役ドラフトで巨人への移籍が決まった田中瑛斗投手(25)への思いを語った。

17年ドラフトで同期入団の右腕とは公私で仲良くしてきただけに「ちょっと寂しい気持ちはあるんですけど、でもプロ野球はそういう世界なんで。また対戦することもあると思うんで、その時は本当にお互い真剣勝負でやれれば。(所属球団は)違うところになっちゃいますけど、切磋琢磨(せっさたくま)することに変わりはないんで、お互い刺激し合いながらできればと思います」と話した。

現役ドラフトが行われた9日には「清宮フレンズ」のグループラインなどで連絡が来たという。「なんて声かければいいかもわかんなくて…マジかって感じでしたけど。みんなそれぞれ声かけてましたし、僕も『マジ、頑張ろうぜ』と送りました。僕ら同級生の絆は結構強いんで。なんかことあるたびに集まれたらなと思います」と衝撃を受けた1日を振り返った。

この日は札幌市内にある「スーパースポーツゼビオドーム札幌月寒店」でトークショーを行った。質問コーナーでキッズファンから「仲のいい選手っているんですか?」と問われた清宮幸は「昨日、現役ドラフトでジャイアンツに行っちゃったんですけど、瑛斗。めっちゃ仲いいです。同い年で同期で、ずっとやってきたので仲いいです。とにかくあいつはふざけているので、もうそれが面白くて。何をしていても、楽しいですね」と即答していた。

笑顔を見せながらのトークだったが、内心は「なんか話していて自分で泣きそうでした。7年もやってきたんで、やっぱり」としんみり。今後は対戦する可能性もある。「あいつは(かなり前の)シートバッティングで抑えたことをずっと僕に言ってくるんで。『お前、俺から打ってねえから』ってずっと言ってくるんで、とっとと打って、早く黙らせてやります」と対戦する日を心待ちにした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】清宮幸太郎「マジ、頑張ろうぜ」巨人移籍の同期田中瑛斗へエール「泣きそうでした」