【広島】矢野、末包、森下、栗林らがトークショー 末包はファンを前に来季目標25本塁打を宣言
広島・呉市のホテルで8日、ファンイベント「CARP FAN FESTA くれ」が開催された。午前の部は野間峻祥外野手(31)、末包昇大外野手(28)、矢野雅哉内野手(25)の野手3人が、午後の部は森下暢仁投手(27)、栗林良吏投手(28)、森浦大輔投手(26)の投手3人がトークショーを行った。
末包は来季の本塁打の目標を「25本」と掲げた。今季は自己最多79試合に出場し、打率2割3分8厘、9本塁打、37打点を残したものの、膝の故障で開幕に間に合わず、シーズン中にも故障で離脱した。その反省から、現在減量に取り組んでおり、目標の5キロ減間近の4キロ減で、現在体重106キロ。トークショー後「膝のために減量してみようと。食事量は変えず、練習量を増やして落としました」と話す。
本塁打に関しても「まずは20本というか、まだ達成したことないことをしっかりやっていきたい。そのプラスアルファで25本っていう感じで」と来季を見すえた。
森浦は逆に、昨オフから体重増のため朝食にモチ5個、あとはプロテインとゼリーを摂る「モチトレ」を敢行。体重8キロ増でシーズンに入り「最後まであまり疲れを感じないでいけた」と効果を実感。今季53試合に登板し2勝0敗17ホールド、防御率2・51と中継ぎで安定した活躍をモチが支えた。現在は78キロで、来季は投球の出力を上げるため、あと2キロ増の80キロを目指している。今季140キロ台後半だった平均球速を「150キロが普通に出るようになったらいい」と、今オフも「モチトレ」を続行するつもりだ。
トークショーでは、選手が口々に9月に大失速して優勝を逃したことを悔しがった。栗林はイベントの締めくくりに「来季は9月に失速しても優勝できるくらい頑張りたい」と話し、ファンの喝采を浴びた。