広島のOB会総会後の懇親会であいさつする新井監督(撮影・加藤孝規)

広島新井監督が小園海斗に2桁アーチを注文した。7日、広島市内で行われたOB総会に出席した指揮官は、プレミア12の米国戦で自身初の1試合2本塁打を放った小園について言及。「もともと(今季のような)シーズン2本塁打で終わるような打者じゃない。10本以上は十分打てるでしょ」。

秋季練習では、コーチとともにしっかりと強く振り切ることをテーマに取り組んだ。「いい感じで振ってたし、侍でもいい形で出た。本人も手応えあるんじゃないか」。来季は22年の自己最多7本塁打を超える長打力を期待した。

OB、関係者ら102人を前にしたあいさつでは「監督をやめたときに、何も残らなかったというのは絶対にやりたくない。日本一を目指しますが、同時に若手、新しい力も育てないといけない」と約束。勝利と育成を命題に来季に臨む決意を明かした。【高垣誠】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】新井監督、今季2本塁打の小園海斗に注文「10本以上は十分打てるでしょ」