阪神石黒はキャッチボールクラシック全国大会で優勝したチームと笑顔を見せる(撮影・林亮佑)

阪神の石黒佑弥投手(23)が7日、東大阪市の花園ラグビー場練習グラウンドで行われた日本プロ野球選手会主催の「キャッチボールクラシック全国大会」に参加。子どもとキャッチボールや募金活動などを通して交流し、「楽しいですね。まずは自分が活躍してから、子どもたちに憧れてもらえるような選手になれたらなと思います」と今後の活躍を誓った。

キャッチボールクラシックはプロ野球選手会が野球の普及振興活動として考案。9人1チームとなり7メートルの距離を空けて、2分間に何回キャッチボールができるかを競う。小学生の部で全国各地の予選を勝ち抜いた44チームが全国大会に出場。この日は12球団から1人ずつが選ばれてイベントに参加した。

決勝戦では石黒がサポート選手として応援した「CLUBACE」が優勝。目の前で日本一に立ち、一緒に喜びハイタッチした。「何かの縁だと思うので、この優勝の力を自分に身につけて、チームの優勝に貢献できるように頑張りたい」と自身にも照らし合わせて来季の飛躍を夢見た。

最後に子どもらとキャッチボールも行い、交流を図った。イベントを終えて「大会を見てもみんな声を出して、元気よくチームを鼓舞しながらやっていた。声を出して相手の胸を目がけながら投げるという基本のことなので、改めて大事だなと感じました」と基本の重要性を再認識していた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】石黒佑弥、キャッチボールクラシックで応援したチームが日本一「何かの縁」来季飛躍夢見る