【神戸】勝てば連覇の最終節 吉田監督はエース大迫勇也に期待「最後にやるのがサコだと思う」
ヴィッセル神戸は7日、連覇を懸けたリーグ最終節の湘南ベルマーレ戦(8日、ノエスタ)に向けて神戸市内のいぶきの森球技場で今季最後の全体練習を行った。
前節の柏レイソル戦で終了間際に追い付いて勝ち点1を積み上げた神戸は、湘南戦に勝てば自力で優勝を決められる。オンライン取材に応じた吉田孝行監督(47)は「みんなでいい準備ができたと思う。最後ホームで勝って終わりたい。自分たちはホームのアドバンテージがある。サポーターの力も借りてやるだけ。自分たちがやってきたことをしっかりやれればいい」と最終戦に良い状態で臨み、勝利で優勝を決める決意を語った。
FW大迫勇也(34)もチームとしての戦いを徹底することでの連覇に意欲を見せた。「最後の試合だし、優勝が懸かっている。ただやるべきことは変わらない。淡々と、僕らがやるべきことを1プレー1プレー積み上げること。僕自身けが明けで2試合いいパフォーマンスじゃなかったが、また戻ってきている。しっかりしたものを出せれば」。前節にPK失敗もあった大迫だが、この1戦では結果につながる貢献をするつもりだ。大阪については指揮官も「状態はいいし、最後にやるのがサコだと思う。全然心配していない」とコメント。最後に決めるべき人が決めて、リーグ連覇をつかみ取る。【永田淳】