日本一というお宝を目指して来季も航海は続く! 年俸1億超えを果たし笑顔の日本ハム万波(撮影・黒川智章)

日本ハム万波中正外野手(24)が6日、北海道・北広島にある球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸8000万円からほぼ倍増の1億6500万円でサインした。6年目で1億円を突破。90年に同額で更改した落合博満氏(当時中日)の会見風に「大台に乗りました。いち、ろく、ご…」と公表した。テレビ番組で見ていた同氏のモノマネが「提示額を見た瞬間、降ってきました」と笑った。

昇給分は自己投資する。「食事含めて。プレーヤーとして成長するためのコストは惜しみなく使っていきたい」。普段からオフの食事には気をつけてきたが「何か内臓がすっきりしないとか、便通が悪かったり」。このオフは遺伝子検査を行う予定で「合ってる食材、合っていない食材もそうですし、腸内環境の改善だったり、必要な栄養素だったりも。とにかく自炊する機会をかなり増やす」。おなかの中もバージョンアップし、本塁打を量産する。

球団側には、ビールかけ回数増という珍提案。「CSファイナル進出が決まった時も『ビールかけないのか』って声が出ていた。ぜひ、来年以降はビールかけの回数を増やして、みんなといっぱいビールかけとかシャンパンファイトとかしたい」と思い描いた。

今季は18本塁打、60打点。本塁打数は昨季の25本から減ったが、両リーグ外野手トップの11補殺をマーク。2年連続でゴールデン・グラブ賞も受賞した。来季は同期の野村が開幕4番に指名されているが「僕はひたすらノビノビ、自分が成長できるように頑張りたい」。マイペースで、準備を整える。【永野高輔】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】万波中正、オフは遺伝子検査で本塁打量産「とにかく自炊する機会をかなり増やす」