【日本ハム】清宮幸太郎「ちょっと球団にもの申したい」ラグビー早明戦を観戦できず嘆き節
大の早大ラグビー部ファンである日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が嘆き節だ。6日、北海道・北広島にある球団事務所で今季年俸4400万円から「しっかり上げていただきました」と年俸アップで契約更改。今季はケガで出遅れて、活躍は7月中旬からだった。契約更改交渉の席で球団には「来年は全試合出ます」と伝えた清宮だが、心の中ではもうひとつ言いたかったことがあったようだ。
清宮 本当に(納会を)もっと早くやってくれ、と。もっと早く(球団行事を)いろいろ済まして、僕を早明戦に見に行かせてくれ。
父克幸さんは日本ラグビー協会副会長で早大ラグビー部出身ということもあり、幼少期から関東大学ラグビー対抗戦の伝統の定期戦「早明戦」を楽しみにしている清宮。毎年12月の第1日曜日に行われ、今年は1日に開催。早大が27-24の接戦を制して、07年以来17年ぶりの全勝優勝を飾っていた。
ただ、その日の清宮は北海道・苫小牧で日本ハムの選手会納会ゴルフに参加。伝統の「早明戦」を観戦することができなかった。
清宮 今年は球団納会(11月29日)が遅かったんで早明戦を見に行けなくて…。めちゃくちゃいい試合だったんで、ちょっと球団にもの申したいですね(笑い)。
今年は清宮も侍ジャパンの一員として出場した国際大会「プレミア12」が11月24日まであったため、例年に比べて球団行事が1週間、後ろ倒しとなっていた。その影響で球団納会やファンフェスティバル、選手会納会も遅い時期となり、12月の第1日曜日が「1日」という“不運”も重なって観戦できなかった。
もちろん諸事情も理解しているであろう清宮の“リップサービス”ではあるが、早大ラグビー部を熱烈応援することは変わらない。今オフも「(早大が)勝ち進んでいたら、1月2日は全日本大学ラグビー選手権の準決勝なんで、それに行けたらなと思っています」と明かした。