囲み取材を受ける沢柳(撮影・岩下翔太)

ソフトバンク沢柳亮太郎投手(24)が6日、背番号3桁からの再出発を誓った。来季構想から外れ、福岡市内の球団事務所で育成で再契約。年俸は現状維持の1000万円でサインした。「悔しい部分はあったんですけど、落ち込んでいても良くないなと思ったので。リハビリも1年間できるっていうことで、強くなれますし、前向きにとらえている感じですね」と語った。

昨年ドラフト5位で社会人ロキテクノ富山から入団した右腕。8月1日の楽天戦(東京ドーム)でプロ初勝利を挙げるなど、2勝1敗、防御率3・38をマークした。9月に右肘関節内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)および右肘頭骨接合術を受け、球団から育成選手として打診されていた。沢柳は「現状のままで復帰するつもりはない。さらにレベルアップして、ホークスの中で一番いいピッチャーになって戻っていきたい」と意気込んだ。

競技復帰までは、手術後から1年から1年半の見通し。「(再来年の)春キャンプぐらいが1年半たっている。いい形でいって、実力を示して支配下に復帰して活躍していきたい」と力を込めた。(金額は推定)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】9月トミー・ジョン手術の沢柳亮太郎、育成で再出発「さらにレベルアップして」