契約更改後、笑顔で会見するオリックス井口(撮影・和賀正仁)

日本ハム戦力外からはい上がったオリックス井口和朋投手(30)が、同期とのプロ初対戦を来季目標の1つに掲げた。

5日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改。今季から3倍の年俸2400万円でサインした。育成入団から支配下登録され、あらゆる局面で32試合に登板。2年ぶり白星も挙げ「チャンスもらって、すごく新鮮で幸せな1年間だった」と中嶋前監督らに感謝した。

自称「便利屋」として来季もブルペンを支えるほか、武相高(神奈川)で同学年だったヤクルト塩見との対戦を熱望。「めちゃめちゃしたい。僕らも31歳でセ・パ違うから機会が少ない。なるべく早く。日本シリーズだったら最高。そこを目指すけど、まず交流戦でお互い元気に1軍で対戦できたら」。5月の左膝大けがからの復活を期す塩見とは連絡を取り合っている。来季もチームに貢献を続け、“悲願”が訪れる日を待つ。【大池和幸】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】戦力外から年俸3倍に 井口和朋「日本Sだったら最高」来季は同期との初対戦目標