入団会見を終えタイガースと書かれた色紙を手に意気込みを見せる楠本(撮影・加藤哉)

DeNAから新加入した阪神楠本泰史外野手(29)があふれる猛虎愛を語り尽くした。3日に兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見。年俸1800万円で契約し、黄色のネクタイを締めて決意を新たにした。

「小さいころに満員のファンの中でプレーする阪神選手がかっこよく見えた。次は自分がそう思ってもらえるように一生懸命プレーしたい」

7歳まで大阪府で過ごし、03年のリーグ優勝時も左翼席から観戦。タテジマにメガホン持参で応援していた熱い虎党キッズだった。

プロ通算7年間で405試合に出場した左打ちの外野手。22年と23年はキャリア最多の94試合に出場し、勝負強い打撃が持ち味だ。対戦したい古巣の投手には同学年で同期入団の東を挙げた。「『次はグラウンドで真剣勝負がしたいよね』と話したので、ぜひ打ってやりたい」と気合。背番号55が甲子園で大歓声を浴びる。(金額は推定)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】楠本泰史「打ってやる」古巣DeNAの同学年&同期左腕と対戦熱望 年俸1800万円