入団会見で心境などを語る楠本(撮影・加藤哉)

阪神に新加入した楠本泰史外野手(29)が3日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。

大阪府出身の楠本は幼少期から大の虎党。「小さい頃から何度も甲子園球場に足を運びましたし、大好きな球団。感謝の気持ちでいっぱいです」と笑みを浮かべた。

今季までプレーしたDeNAから見た阪神の印象は「横浜スタジアムではどちらがホーム球場なのかわからないぐらいのファンの方が球場に来ていて、大きな声援で正直やりにくかった」と本音が漏れた。

入団が決まった後には東北福祉大の後輩、中野拓夢内野手(28)から「同じユニホームを着られるのがうれしい」と連絡をもらったという。

プロ通算7年間で405試合に出場した右投げ左打ちの外野手。22年と23年はキャリア最多の94試合に出場し、勝負強い打撃が持ち味だ。「自分が小さいころに満員の阪神ファンの中でプレーするタイガースの選手がカッコよく見えていたので、次は自分がそう思ってもらえるように、一生懸命プレーしたい」。思い入れの強い甲子園で虎党の大声援を浴びる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】楠本泰史が入団会見 大阪府出身で「小さい頃から何度も甲子園に」猛虎愛語る