中日ライデル・マルティネス(2024年10月28日撮影)

プロ野球の各球団が来季も契約する権利を持つ保留選手名簿と名簿から外れ自由契約となった選手が2日、公示された。自由契約は126人。

今季限りで引退する選手、育成再契約となる選手、戦力外通告などで退団する選手などの他に、自ら自由契約を希望した楽天田中将大投手(36)、この日までに残留交渉がまとまらなかった中日ライデル・マルティネス投手(28)巨人ココ・モンテス内野手(28)ロッテのダラス・カイケル投手(36)西武アルバート・アブレイユ投手(29)らが含まれる。

田中将は球団との交渉で野球協約の減額制限(年俸1億円超は40%)を超える来季年俸を提示され、自ら自由契約を選択した。他球団への移籍を目指しており、これまでヤクルトが調査を行っていることが判明している。

今季43セーブでセーブ王のマルティネスは、争奪戦が必至だ。中日の他、巨人、DeNAなどが獲得に動くとみられる。

国内FA権を行使した選手や、ポスティングによるメジャー移籍を目指している阪神青柳、中日小笠原、ロッテ佐々木は、移籍先との契約成立までは各球団に保有権があるため、保留選手名簿に記載された。

<すでに公示された選手>

【任意引退】▽ソフトバンク 和田毅▽日本ハム 加藤豪将

【自由契約】▽巨人 オドーア▽阪神 ノイジー、ミエセス▽広島 ハッチ、レイノルズ、シャイナー▽ヤクルト ロドリゲス、エスパーダ、サイスニード、ヤフーレ▽日本ハム スティーブンソン▽ロッテ ダイクストラ、フェルナンデス▽オリックス カスティーヨ、トーマス▽西武 ヤン、アギラー、コルデロ

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 保留選手名簿公示、自由契約は126人 今季セーブ王の中日マルティネスは争奪戦が必至