ヤクルト高津監督(2024年撮影)

ヤクルト高津臣吾監督が25日、56歳の誕生日を迎えた。来季からはセ・リーグ最年長監督となるが「イケおやじ。いい男でいたいね」と宣言。「幸いにして職場は若い人が多いので、そういう人に囲まれながら若い心を忘れず、一緒に楽しんでいけたらなと思いますね」。若々しさを忘れずに、チームの先頭に立つ。

今季は上位争いに食い込むことなく5位に沈んだ。21、22年のリーグ2連覇から一転、2年連続のBクラスに「この2年へこんでるのは紛れもない事実」と現実を受け止める。だからこそ、1軍監督6年目となる来季は「腹くくって、歯食いしばって頑張る。それだけかな」と悲壮な覚悟を口にした。

全ては勝利のために。「厳しいシーズンになることは本当に間違いないので。そこを覚悟してキャンプインの日から準備をしっかり整えて集まってほしい」と、グラウンドで戦う選手たちにも強い覚悟を呼びかけた。

「我々はもちろんだけど、球団の人全員で一丸となって立て直しにいかなきゃいけないと思っているので。スワローズ挙げて、みんなでもう1回っていうところを目指してやっていきたい」。もう1度歓喜の瞬間を味わうために、ワンチームとなって戦い抜く。【水谷京裕】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】高津監督が56歳誕生日「イケおやじ。いい男でいたいね」1軍指揮6年目先頭を切る