2024年プロ野球最優秀バッテリー賞を受賞したソフトバンク有原(左)と甲斐(撮影・鈴木正人)

最優秀バッテリー賞の表彰式が25日、都内のホテルで行われ、パ・リーグではソフトバンクの有原航平投手(32)と甲斐拓也捕手(32)の同学年コンビが受賞した。

個人としては初受賞の有原は「春のキャンプから狙っていた賞だったのでとれてうれしいなと思います」。4年ぶり2度目の受賞となった甲斐は「1年間組んできて有原とこのような賞をいただけたことはすごくうれしいことだと思っています」と喜んだ。

国内FA権を行使した甲斐は巨人などと交渉中で、残留も含めて去就が注目されている。進捗(しんちょく)状況については「今のところはまだ何もというか、答えられることがないんですけど、しっかり考えながら決断していきたい」と話すにとどめた。

報道陣から「もし対戦することになったら…」とむちゃぶりな問いを投げかけられた有原は「打たれたらいろいろ言われそうなので、しっかり抑えたいなと思います」と笑顔で“宣戦布告”。甲斐は「その(移籍)前提ではないですけど」と前置きした上で「日本ハムのころから対戦も何度かして、ホームランも打って、ヒットも打点も上げて、四球もとっているので、悪いイメージはないです」と仕返しした。さらに有原は「でも結構アウトは三振なので、いい勝負かなと思います」と舌戦を繰り広げた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】国内FA権行使の甲斐拓也と有原航平が“移籍”前提で舌戦「悪いイメージない」