【富山】瀬良俊太「小さい時から見てきた場所」“古巣”相手に躍動 J2昇格へ弾み
<明治安田J3:大宮1-2富山>◇24日◇最終節◇NACK
J3カターレ富山が、最終節で優勝した大宮アルディージャに2-1で競り勝ち、3位でフィニッシュした。
12月1日にJ2昇格プレーオフでFC大阪と激突。勝てば決勝で7日に松本山雅FCと福島ユナイテッドFCの勝者と対戦する。
富山MF瀬良俊太(23)が「憧れのピッチ」で躍動した。中盤で先発すると、積極的にボールに絡み、緩急をつけたドリブルやパスの配球でチームにリズムをもたらした。
中高を大宮のアカデミーで過ごし、筑波大を経由して今季から富山でプレーする。大宮がJ3に降格してきたことで、NACK5スタジアム大宮のピッチに立つことが実現した。「ずっと小さい時から見てきた場所なので、やれたことはうれしいですし、大宮のサポーターの声とかを聞きながらやれたのでうれしいです」と目を輝かせた。
ルーキーでケガもありながら、14試合に出場。守備の強度も徐々に増して終盤はチームに欠かせない存在となった。「1年目から試合に出させてもらえることは本当にありがたいですし、期待に応えたい」と力を込める。
J2昇格を争うひりひりしたシーズンを経験し、成長を実感している。「チームとしても個人としてもある程度、自信持ってできている。ボランチの選手として、攻撃だけではなくて戦うところやチームに対してどう働きかけるかとか本当に重要な要素だと思うので、そこは少しずついろんなことを経験して吸収しながらできています」と語った。
3位でリーグを終え、残るはJ2昇格プレーオフだ。「2試合ともホームグラウンドでやれるので、本当に富山のサポーターの声援を力にして、しっかり勝ってJ2に進めたら」。リーグを制し、一足先にJ2昇格を決めた「古巣」に続いて、何が何でも勝ち上がる。【佐藤成】