大谷翔平「カモーン」ドジャース、WBC準決勝で日本にサヨナラ負けの救援右腕ガエゴスを獲得
ワールドシリーズ連覇を狙うドジャースが、ブルペン補強を行った。
メジャー通算311試合に登板しているベテラン右腕、ジョバンニ・ガエゴス投手(33=ツインズFA)とマイナー契約を結んだと23日(日本時間24日)、米メディア「トレードルーマーズ」が伝えた。
ガエゴスはメキシコ代表として、23年のWBC準決勝の日本戦で、9回に抑えとして登板。大谷翔平に二塁打、吉田正尚に四球(代走周東右京)、村上宗隆にサヨナラ二塁打を浴びた。大谷がベンチに「カモーン」と叫んで両手を上げたポーズ、周東が追い抜かしそうになった走塁などが話題となった。
米大リーグでは17年にヤンキースでデビューした。18年途中にカージナルスに移籍し、中継ぎ、抑えとして通算311試合に登板し、18勝21敗45セーブ、防御率3・49の成績を残した。21~23年は3年連続で2桁セーブをマークしている。昨季はカージナルスで21試合に登板したが、肩の不調もあって自由契約となった。ツインズとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格には至らなかった。
ドジャースは確固たるクローザーが不在で、ブルペンの補強もワールドシリーズ連覇への課題となっている。