レアル・アンチェロッティ監督、冬の補強示唆「移籍市場を分析するためにセビリア戦を待つ」
レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(65)が今冬の移籍市場での補強の可能性を示唆した。
Rマドリードは24日にアウェーで行われるスペインリーグ第14節でレガネスと対戦する。この一戦の前日、アンチェロッティ監督が記者会見に出席した。そのもようをスペイン紙アスが伝えた。
アンチェロッティ監督はその際、カルバハル、ミリトンが立て続けに今季絶望の大けがを負ったことで選手層が非常に薄くなっているDF陣に関して、「移籍市場を分析するため、残り9試合となった今年最後の試合となるセビリア戦を待つつもりだ」と新たな選手獲得の可能性があることを明かした。
年内最後の国際Aマッチ期間後の初戦となるレガネス戦に向けては「チームはいい状態だ。代表戦に参加した選手たちは皆、問題なくいいコンディションで戻っているし、ここに残っていた選手たちもしっかり練習に取り組んでいた。前回の試合(オサスナ戦)での良い感触を確認しなければならない。いいスタートを切りたいし、素晴らしい試合ができることを願っている」と意気込みを語った。
そしてバルベルデの右サイドバック起用および、オサスナ戦でトップチームデビューを飾ったBチーム所属DFアセンシオの2試合連続先発の可能性について、「それらはオプションのひとつだ。他の選択肢もある。我々は今回の国際Aマッチ期間中にテストした。できる限りベストのオプションを選ぶつもりだよ」と説明した。
また、アンチェロッティ監督はエムバペのポジションに関して、「キリアン(エムバペ)がピッチでのポジションを私に要求したことはこれまで一度もない。彼とビニシウスに決まったポジションはない。試合の状況次第で変わることがある」と説明した。(高橋智行通信員)