台湾代表の吉力吉撈鞏冠(2024年11月21日撮影)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン-台湾>◇23日◇東京ドーム

プレミア12台湾代表で先住民パイワン族出身の吉力吉撈鞏冠内野手(30)が、TBSのテレビ中継で実況の新タ悦男アナウンサーから「ギリギラウ・コンクアン」と発音された。表記も漢字ではなくカタカナで表記された。

オープニングラウンドでは「キチリキキチロウキョウカン」と紹介されて話題になっていたが、台湾の先住民族団体が21日までに、パイワン語の発音に近い形の「ギリギラウ」と表記・発音するよう日本メディアに求めていた。

台湾の先住民族パイワン族の出身で、台湾リーグでは22、23年と2年連続で本塁打王に輝いている強打者。「鞏冠」が姓で「吉力吉撈」が名となっている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【プレミア12】台湾代表の吉力吉撈鞏冠、TBSで「ギリギラウ・コンクアン」表記