G大阪対神戸 天皇杯優勝を果たし記念撮影する、左から神戸武藤、酒井、大迫、山口(撮影・宮地輝)

<天皇杯:G大阪0-1神戸>◇23日◇決勝◇国立競技場

ヴィッセル神戸がガンバ大阪を2-1で破り、5大会ぶり2度目の頂点に立った。

試合を視察した日本代表の森保一監督(56)は「慎重に試合を進めながらもゴールを奪いに行くという決勝戦ならではの緊張感の試合だったかなとは思いました」と接戦を振り返った。

神戸はロングボールを起点にFW宮代大聖(24)の決勝点につなげた。「前線の起点を生かしてゴールに結びつけるという戦術的なところもあるとは思いますけど、タレントの能力を生かして結果に結びつけたなという印象はあります」と神戸らしい勝ち方をたたえた。

一方で準優勝のG大阪についても「すごくよく頑張っていたなと思います」と言及。エースのFW宇佐美貴史(32)が2日前のトレーニングで負傷離脱するピンチにも、チーム一丸となって勇敢に立ち向かった。森保監督は「宇佐美の分まで全力で頑張っていこうという気持ちをぶつけて最後まで諦めずに戦っていたというのがすごく印象に残っています」と話した。【佐藤成】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【天皇杯】日本代表の森保一監督「決勝戦ならではの緊張感の試合だった」優勝神戸たたえる