広島商対東海大札幌 東海大札幌先発の高橋(撮影・足立雅史)

<明治神宮大会:広島商3-0東海大札幌>◇高校の部準々決勝◇22日◇神宮

10年ぶり5度目出場の東海大札幌(北海道)が広島商(中国)に4安打完封負けを喫し、初の4強入りを逃した。背番号1の高橋英汰投手(2年)が5回7安打3失点。1回1死三塁で先制適時打を浴び、守備の乱れもあってこの回2失点。2回はスクイズで3点目を追加された。3回以降は無失点も、味方が相手左腕に苦しみ、6回2死まで無安打に封じられ、逆転できなかった。高橋は「ゼロで抑えるって気持ちでマウンドに立った。主に変化球を打たれて、ピンチの時の自分の粘り強さが足りなかった」と反省した。

来春のセンバツ出場が確実。「今日の試合の経験をいかして、まず立ち上がりが自分の課題。(最速143キロから)球速をもっと上げたい」と、成長して全国に帰って来ることを誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【明治神宮大会】東海大札幌は6回2死まで無安打に封じられ…完封負けで初の4強入りならず