ドジャース大谷翔平(2024年撮影)

全米野球記者協会(BBWAA)が21日(日本時間21日)、両リーグのMVPを発表する。ナ・リーグ最終候補に選出されているドジャース大谷翔平投手(30)は2年連続、史上12人目となる3度目、史上2人目の両リーグ受賞がかかる。

大谷は昨年9月の右肘手術の影響で、今季は打者に専念。打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁をマークし、史上初の「50-50」を達成した。

ナ・リーグ最終候補にはメッツのフランシスコ・リンドア内野手(30)と、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手(31)が挙がっているが、大谷の受賞は確実視されている。

争点となるのはDHでの「満票」受賞。指名打者に専念した選手がMVPを獲得したことは過去に1度もない。05年には史上屈指の「DH」レッドソックスのデービッド・オルティスが打率3割、47本塁打で148打点をマークしたが、MVPには届かなかった。

圧倒的な成績を残した大谷が、メジャーの壁を打ち破るかが注目される。

MVPは21日午後6時(日本時間22日午前8時)開始の専門局MLBネットワークの番組で発表される。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、DH初の「満票」受賞でメジャーの壁を打ち破れるか 2年連続3度目のMVPは確実視