【明治神宮大会】名城大０封負けで初戦敗退 今秋指名漏れ岩井天斗は２回１失点「また１から」

名城大対環太平洋大　4回裏環太平洋大の攻撃で登板した岩井（撮影・浅見桂子）

＜明治神宮大会：環太平洋大3－0名城大＞◇大学の部◇1回戦◇21日◇神宮

4強に輝いた2年ぶり9度目の名城大（北陸・東海三連盟）は、0封負けで初戦で姿を消した。

4投手が登板し、3番手には楽天ドラフト2位指名を受けた最速153キロ左腕、徳山一翔（かずと）投手（4年＝鳴門渦潮）が登場。3点リードの5回に先頭打者の2番朝岡慶外野手（4年）が三塁手への内野安打で、出塁に成功したが3番は併殺打、4番は一ゴロとキレのある直球やカーブ、スライダーに苦戦した。

投げては、4番手で4回に今秋ドラフト指名漏れを経験した岩井天斗投手（4年＝享栄）が登板。2回1安打1四球1奪三振1失点で次につなげた。4回は先頭打者に四球を与え、盗塁と捕手の悪送球で無死三里で追加点を許した。「チームには申し訳ない気持ちです。接戦で場面で投げると言われていて、その気持ちで準備した。ストライク先行でなかったのは、これからの課題」と振り返った。

社会人野球を経てNPBを目指すため、「次のステップで課題をつぶして、2年後のドラフトで指名されるように、また1から自分を見つめなおして頑張りたい」と意気込んだ。