トライアウトで力投する清宮虎多朗(撮影・河田真司)

日本ハムは21日、前楽天の清宮(せいみや)虎多朗投手(24)と育成選手契約を締結したと発表した。

身長190センチで最速161キロの右腕は、八千代松陰(千葉)から18年育成ドラフト1位で楽天に入団。6年目の今季は4月に支配下登録され、1軍では3試合に登板して0勝0敗、防御率12・00。今オフに楽天から戦力外となっていた

14日にZOZOマリンで行われた12球団合同トライアウトでは参加した全投手で最速となる154キロを計測。「シーズン中よりもいい状態なんじゃないかな、ぐらいまで仕上げられた。いいアピールができたと思う」と話していた。

チーム内の「清宮」姓は清宮(きよみや)幸太郎内野手(25)に続いて2人目となった。

◆清宮虎多朗(せいみや・こたろう)2000年(平12)5月26日生まれ、千葉県八千代市出身。八千代松陰では2年秋からエースも、甲子園出場なし。18年育成ドラフト1位で楽天入団。23年はイースタン・リーグで最多の22セーブ。24年4月5日に支配下登録され、同年4月14日ロッテ戦(楽天モバイルパーク)でプロ初登板。身長190センチ、体重は公称で84キロだが実際は103キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸500万円。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】161キロ右腕の「清宮」を育成で獲得!幸太郎は「きよみや」虎多朗は「せいみや」