日本代表戦参加の久保は今季初のメンバー外、トップチーム登録選手わずか11人で国王杯1回戦へ
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が5部ホベ・エスパニョール戦で、公式戦18試合目にして今季初の招集外となった。
Rソシエダードは当初、国王杯1回戦でホベ・エスパニョールと10月31日に対戦する予定だったが、スペイン東部を襲った暴風雨による洪水被害により延期された。その後、スペインサッカー連盟は今月21日開催を決定。しかし、その日は代表戦直後で多くの選手を起用できないことに加え、この3日後に重要なビルバオとのバスクダービーを控えているという厳しい日程のため、Rソシエダードは日程変更を2度訴えたが認められなかった。
この状況を受け、アルグアシル監督はホベ・エスパニョール戦に向けて21人を招集し、トップチームの選手はわずか12人のみ(※そのうちトップチーム登録選手はパブロ・マリン以外の11人)となった。
トラオレ、ザハリャン、スベルディア、サディク、スビメンディ、オスカルソン(※後者2人は代表戦で負傷)がけが、ブライス・メンデスが戦術的判断で招集外。さらに、代表戦に参加した久保、レミーロ、オヤルサバル、ベッカー、アゲルド、スチッチ、ハビ・ロペス、アランブル、ジョン・マルティンがメンバーを外れていた。そのためBチームから9人を呼ぶという苦しいメンバー編成となっている。(高橋智行通信員)