エスコンフィールドで自主トレを行った日本ハム中島(撮影・木下大輔)

日本ハム中島卓也内野手(33)が20日、ケガ防止へ「減酒」を継続する考えを明かした。

エスコンフィールドで自主トレを実施。17年目となる来季へ向けて、今オフのテーマは「やっぱりケガしないように、ちょっと自分の体を見つめ直したい」と設定。来年1月には34歳となる。「ケガしたら(現役生活は)もう終わり、という気持ちでやっているんで、ケガだけないように」と見据えた。

今季は大きな故障がなかった。その要因の1つとして挙げたのが自主トレ期間から取り組んでいた「減酒」だった。「1、2月は禁酒して、シーズンが始まったら休み前だけ飲んでいた」。意識的に飲酒機会や量を減らしていたという。「それもあってケガもなかった」と自己分析。大きな故障が現役続行の大敵となることも分かっているだけに「(今オフも)続けようかな」と話した。

15日には同学年で元同僚のDeNA大田泰示外野手(34)が今季限りでの現役引退を発表した。「一気に(同世代の選手が)減ってきているので寂しい気持ちはあります」と感じた一方で「まだまだ長くやりたい気持ちが芽生えています。まだまだ動けるうちは、やりたい」。走攻守で技術に衰えはない。17年目以降も輝き続けるために、故障しない肉体をしっかり維持していく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】中島卓也が減酒継続「まだまだ長く」同学年の大田泰示の引退には「寂しい気持ち」