藤浪晋太郎(2023年4月撮影)

メッツからFAとなり、現在プエルトリコでのウインターリーグに参加している藤浪晋太郎投手(30)が19日(日本時間20日)にインスタグラムを更新し、日本の建設会社のCMになぞらえて現状を報告した。

藤浪はアメリカとプエルトリコの国旗を背景にした写真をアップ。大成建設のアニメ風CMで有名な「ごめん、同級会には行けません。いま、シンガポールにいます」から始まるせりふを用いて、「ごめん、同級会には行けません。いま、プエルトリコにいます。この国で冬季に開催されているウインターリーグに、私は参加しています。本当は、日本の冬が恋しいけれど、でも……。今はもう少しだけ、知らないふりをします。私がこのリーグでする経験も、きっといつか、私の糧になると思うから」とつづった。

藤浪の去就について代理人のボラス氏は6日(同7日)、藤浪がメジャー残留を希望していると明かした上で「どのチームも彼が救援できることを知っている。彼は100マイル(約161キロ)を投げられるし、賢い男。今年は健康状態と春季キャンプで良くなかったが、リハビリも済み、ノーマルな状態に戻った」と語った。近年は救援陣の需要が格段に高まっており、ウインターリーグ後にも交渉は本格化する模様だ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 藤浪晋太郎「きっといつか、私の糧になると思うから」 有名CMフレーズで現状を報告する