東京都内で行われたプロ野球のオーナー会議(代表撮影)

プロ野球12球団のオーナー会議が20日、都内で行われ、来季2軍戦でタイブレーク制とベンチ内へのタブレット持ち込みを試験導入することが決まった。

タイブレークは延長10回から(1)無死一、二塁、(2)無死二塁の2パターンで実施。イースタン、ウエスタン各リーグで違う方式を採用し、フレッシュオールスター後は入れ替える。榊原コミッショナーは「試合が長時間にわたるのは、ファンからするとどうなのか。いろんな意見がある」と説明。1軍でも導入ありきではなく、まずは2軍戦で試行する。

王氏が立ち上げた「球心会」への協力を進めることも確認された。議長の中日大島オーナーは「資金面、運営面含めて、実行委員会で具体的な対応を検討するよう指示した。継続的にスピード感をもって議論を重ねていきたい」と話した。

◆その他の主な議題 (1)機構の定時社員総会で事業・決算報告(約4億5000万円の黒字)を承認(2)同総会で理事13人、監事2人再任(3)榊原コミッショナーの来期継続が決定(4)来年のオーナー会議議長は日本ハム井川オーナーに決定。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 来季2軍戦で2パターンのタイブレークとベンチ内へのタブレット持ち込み試験導入