微減で契約更改を終えた阪神栄枝(撮影・宮崎幸一)

阪神栄枝裕貴捕手(26)が20日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、20万円ダウンの年俸780万円でサインした。

今季は、ウエスタン・リーグで打率2割7分4厘、3本塁打と打撃に成長を見せるも、1軍では守備での途中出場1試合のみに終わった。「成績自体は4年間で一番良かった。でもアピール不足だったかなと。力不足だったと思います」と振り返った。

今秋の高知・安芸キャンプ最終日では手締めのあいさつを任された。「来年の2月に1人1人がレベルアップして最高のスタートを切れるように頑張っていきましょう」。キャンプに参加した選手、首脳陣、ファンの前で力を込めた。来季こそ、梅野、坂本の牙城を崩すべく、レベルアップのオフを過ごすつもりだ。(金額は推定)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】栄枝裕貴、20万円減の780万円「アピール不足だった」安芸キャンプでは手締あいさつ