契約更改を終えた阪神西勇は、来季に向けた意気込みを語る(撮影・宮崎幸一)

チーム最年長の阪神西勇輝投手(34)が20日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の3億円でサインした。22年オフに海外FA権を行使し、宣言残留という形で4年契約を結び、来季3年目を迎える。

阪神に移籍6年目を迎えた今季は、21試合の先発で6勝7敗。防御率2・24。4月中旬から9月上旬まで防御率1点台をキープした。「年齢を重ねて、当たり前に中6日で投げられない日とか、日にちが空いたりとか、若手、中堅じゃないような立場で、なんとか、こう1年間回ることができて。年齢的に、客観視して見られることができたので。落ち着いて回ることができたと思います」

プロ17年目を迎える来季。「自分の立場がありますので。結果がすべてなんで。今年以上の成績を出していきたいと思っています」。また最年長として、年下の選手たちのコミュニケーションも重視。「風通しのいい、質問がしやすい、アドバイスをしやすいような。このまま続けていければいいのかなと思っていますけど」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】チーム最年長の西勇輝現状維持3億円「自分の立場がある。結果がすべて」4年契約3年目