秋季トレーニング最終日に手締めするDeNA山崎。左端は山本、2人目は三浦監督(撮影・久保賢吾)

DeNAが19日、横須賀市の球団施設「DOCK」で実施した秋季トレーニングを打ち上げた。

プレミア12に出場している牧、佐野、桑原の侍ジャパン組、海外実戦組、外国人選手を除く全選手が参加。「ケガしない体づくり」をテーマに、この時期では異例ともいえる筒香、宮崎ら主力もハードなランニングメニューを消化した。

三浦大輔監督(50)は「今日で確かに区切りですけど、このシーズンオフもやってきたことを継続して、来シーズンにどういうふうにつなげていくかが一番大事ですから。今日で終わりじゃないですし、全体でのこういう練習は終わりですけども、継続してつなげていくことが大事だと思います」と総括した。

今季はシーズン3位からの下克上で日本シリーズを制したが、すでに、視線は27年ぶりのリーグ優勝に向けた。「この間も言ったように、点で終わらないように。線でつなげていかないといけないです。体のケアをする選手はしっかり休ませることも普通の練習だと思ってますし、トレーニングを続けていく選手もいますし、全て来季のためです」と力を込めた。

秋季トレーニングを通じ、実感したのは若手の成長だった。「全員成長しています。成長しないと困りますしね。また来シーズン、競争の世界ですからね。競争も始まってますし、その中で誰が上がってくるのか、誰がこのオフ良くなったなって思って、キャンプインしてくるのか、オープン戦で結果を残すのか。フラットな目で見ていきます」と進化に期待した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】秋季トレーニング打ち上げ 三浦監督「来シーズンにどうつなげていくかが一番大事」