契約更改を終え記者の質問に答える佐藤蓮(撮影・加藤哉)

阪神佐藤蓮投手(26)が19日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、今季から100万円アップの600万円で更改した。

育成落ちして2年目の今季、2軍で中継ぎとして好投を続け、7月下旬に支配下登録に戻った。9月30日のDeNA戦(甲子園)で1軍デビューも果たした。

「支配下復帰は最低目標だった。ぎりぎり、シーズン最後にして投げさせてもらえて、自分の中での最低目標はクリアしたシーズンでした。まだまだアバウトに投げているところがあるので、ある程度きっちり投げられれば、もっと良くなるんじゃないかと思う」と手応えを口にした。

秋季キャンプでは久しぶりに20年ドラフトの同期たちと長い期間をともにした。「(村上)頌樹、(佐藤)輝もそうだし、(伊藤)将司さんもいて、ムーさん(中野)もいて。上に行って一緒に頑張ってやりたいし、負けたくないっていう気持ちもある。そういう気持ちを持って来年やりたいですね」と目を輝かせた。(金額は推定)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】支配下復帰の佐藤蓮100万円増 出遅れたドラ3が過ごしたキャンプ「ムーさんもいて」