仮契約を終えたヤクルトドラフト3位の荘司は、応援グッズを手に笑顔でポーズを決める(撮影・水谷京裕)

憧れの大リーガーのように。ヤクルトのドラフト3位セガサミー荘司宏太投手(24)が都内ホテルで入団交渉に臨み、仮契約を結んだ。契約金5000万円、年俸1200万円。背番号は「30」に決まった。真上から投げ下ろすような独特なフォームが持ち味の左腕は「抑えは一番なりたいポジションでもあるので、1年目から目指していく場所」と、ルーキーイヤーから守護神争いに割って入る姿勢を見せた。

「スピードもありますし、ずっと憧れていました」。憧れの投手にはMLB史上最速の105・8マイル(約170・3キロ)を計測し、通算335セーブを誇るパイレーツのチャプマンの名を挙げた。自身の最速は150キロ。だが「ホップ成分には自信を持っている」と話すように、空振りが取れる直球を武器とする。チャプマンのような剛速球とまではいかなくても、唯一無二の直球で神宮の9回のマウンドを目指す。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】ドラ3荘司宏太、1年目から目指す「憧れていました」チャプマンのようなクローザー