日本対キューバ 6回裏から登板したキューバ代表モイネロ(撮影・横山健太)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン7-6キューバ>◇17日◇天母

“インフル説”が流れたキューバ代表リバン・モイネロ投手(28)が、中2日でリリーフ登板し、3回を熱投した。

負けたら敗退が決まる後がない状況で1点を追う6回からマウンドに上がった。先発した14日の韓国戦では満塁本塁打を浴びるなど2回6失点で降板しており、そこから中2日。直球は150キロ超をマークするも、先頭の桑原に四球、続く小園に中前打を打たれてピンチを招いた。1死を奪ってからも森下へ死球、栗原に押し出し四球で失点。続く牧は遊ゴロ併殺に仕留めたものの、1回3四死球1失点と荒れ模様だった。

しかし、イニングをまたいだ7回は1四球を与えるも2三振を奪って無失点で切り抜けた。8回も続投するが、味方の失策と死球でピンチを招き、1死一、三塁からソフトバンクで同僚の栗原陵矢内野手(28)に左犠飛を打たれて勝ち決勝点を献上した。中2日ながら3回1安打5四死球2失点だった。

モイネロは試合前、一部報道にあった「インフルエンザ罹患(りかん)説」を否定。胃腸炎のような症状があったことを明かし「熱、もう大丈夫。下がった。ちょっと痩せた」と約4キロ痩せたことを明かしていた。既に体調は回復に向かっており「今日投げるかも。1イニング」と中継ぎ待機を示唆していた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【プレミア12】キューバ代表モイネロ中2日で3回熱投 同僚栗原に犠飛打たれ勝ち決勝点を献上