会見場の名古屋マリオットアソシアホテルからプレゼントされた記念絵皿(右)を手に笑顔を見せる愛知工大・中村(撮影・中島麗)

ヤクルトからドラフト1位指名された愛工大・中村優斗投手(21)が17日、名古屋市内で仮契約を結んだ。契約金1億円、年俸1600万円。背番号は15に決まり「10番台をいただけて光栄です。うれしいです」と笑みを浮かべた。最速160キロの直球と切れ味抜群のスライダー、フォークが武器。大学生ながら3月に侍ジャパンのトップチームに選出された右腕に、即戦力としての期待は大きい。

新人時代の91年に初先発初完投で1勝(1敗)を挙げた高津臣吾監督(55)を上回る活躍を誓った。「超えたいですね(笑い)。評価された持ち味を高津監督にアピールしたい。先発10勝が目標で、その先に新人王が見える。まずは初勝利を大切に」と力を込めた。

諌早農(長崎)時代には国家資格の測量士補や、危険物取り扱い者など12個の資格を取得した努力家。これからは「野球に集中して、資格更新は考えていません」とプロの道を極める。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】最速160キロ右腕ドラ1愛知工大・中村優斗が仮契約「持ち味をアピールしたい」