本田圭佑(2024年3月撮影)

<第58回関東社会人サッカー大会:SHIBUYA2-1Edo>◇17日◇決勝◇小机

サッカー日本代表として3度のFIFAワールドカップ(W杯)に出場した本田圭佑(38)が立ち上げ、ゼネラルマネジャー(GM)を務める東京都社会人1部のEdo All United(エド・オール・ユナイテッド)は準優勝に終わった。

同じ東京都社会人1部のSHIBUYA CITY FC(シブヤ・シティー・エフシー)との決勝に1-2で敗れた。リーグではEdoが1位、SHIBUYAが2位で、リーグではEdoが1-0で勝っていた、

本田も前日16日に続き、会場に駆けつけたが、黒星に終わった。勝てば来季関東2部への昇格が決まっていたが、この日の昇格決定はお預けとなった。

本田は試合後、Xに「選手&サポーターの皆さん、2日連続お疲れ様でした。優勝はできませんでしたが、切り替えて次に向けて良い準備をしたいと思います」と投稿。続けて「#Shibuyacityの皆さん優勝おめでとう」としっかり相手を祝福した。

同クラブは、2020年の東京都社会人4部でのスタートから順調に昇格し、3年連続のステップアップ。ただ、1年前と同じように、この大会で自動昇格の権利をつかみ取ることはできなかった。1年前も同じSHIBUYAに敗れている。

敗れたため、この日昇格を決めることはできなかった。ただ、関東2部に昇格できる可能性は残っている。今後は、JFLから関東リーグへの降格チームなどの状況により流動的。このまま自動昇格か、入れ替え戦を戦うことになる。

このクラブは本田が「リアル『サカつく』」とぶち上げた、セガのサッカークラブを育てる人気ゲームのリアル版。実際にオンラインサロン(月額会員制のコミュニティー)などで、意思決定がなされている。

商標権の問題もありクラブ名は、創設から約9カ月で当時の「One Tokyo」から「Edo All United」への変更を余儀なくされた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 本田圭佑のチームは準V、この日は昇格決められず…本田も会場に駆けつけ、試合後は相手たたえる