日本対台湾 試合を終え引き揚げる井端監督(撮影・横山健太)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン3-1台湾>◇16日◇台北ドーム

侍ジャパンが、超満員の大アウェー台湾戦に勝利した。3連勝で1次ラウンド突破に王手をかけた。

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侍ジャパン井端監督が、想像を超える完全アウェーの敵地・台湾戦を制し無傷の3連勝を挙げた。超満員でスタンドが揺れるほどの台北ドーム。コーチとして出場した5年前の前回19年大会1次ラウンド台湾戦では、異様な雰囲気に先発した今永(現カブス)がのまれかけた。その姿を目の当たりにした指揮官にとっても「あのときは2万人くらい。それ以上はあった」と、想定以上だった。

最重要ポイントの1つととらえていた一戦。9月には台湾を現地視察で体感した。当初、台湾戦にはWBCを経験している日本ハム伊藤の先発を構想していた。しかしけがによる辞退を受け、投手としての力量に加え甲子園で鍛えられたメンタル面の免疫力にも期待した才木を送り込み「ああいう環境では慣れているけどまったくの逆。0点で帰ってきたので100点」と絶賛。次戦ドミニカ共和国戦に勝てば、スーパーラウンド進出が一気に見えてくる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【プレミア12】3連勝!井端監督「100点」完全アウェーの中で0点好投の才木浩人を絶賛