【日本代表】南野拓実“完全アウェー”を笑顔で歓迎「好きですよ。観客が多い方がいいです」
【ジャカルタ14日=永田淳】サッカー日本代表(FIFAランキング15位)は15日、FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選のC組第5戦でインドネシア代表(同130位)と対戦する。
14日の公式練習後、取材に応じたMF南野拓実(29=モナコ)は、最大で約7万7000人収容のスタジアムで行われ、多くのインドネシアサポーターが訪れるとみられる“完全アウェー”の試合を歓迎した。
チケット完売の敵地での試合について問われても「好きですよ(笑い)。観客が多い方がいいです」とサラリ。10月11日に勝利したサウジアラビア戦に続くアウェーでの戦いにも「ピッチから(観客席が)ちょっと遠いし、言葉もわからないから観客の熱狂を感じるだけなんで。どっちかというと、あんまり気にならないかもしれないですね」。サウジアラビア戦を振り返った際には「一番いい雰囲気」だったと自然に話すほど、苦手意識を持っていないことをうかがわせた。
オランダ領東インドとして出場した38年フランス大会以来のW杯出場を目指すインドネシアは、国籍取得選手も含め17人が海外組。一気に戦力アップを図っている相手に対しては、警戒も。「欧州っぽいプレーをしてくるんだろうなっていうのが僕の感覚。シンプルにフィジカルのところが強いだろうし、セットプレーには気を付けたい。オランダはサッカーをわかっている国で、試合の決めどころをわかってると思うし、そういう部分は警戒しないといけないんじゃないか」と話した。