Rシエダード、21日の国王杯1回戦の日程変更通らず 久保建英ら代表選手を欠いて臨む可能性大に
スペインサッカー連盟は14日、レアル・ソシエダードによる国王杯1回戦の日程変更要請を却下したことを発表した。
Rソシエダードは当初、国王杯1回戦で5部ホベ・エスパニョールと10月31日に対戦する予定だったが、スペイン東部を襲った暴風雨による洪水被害が発生したことで延期された。
その後、スペインサッカー連盟は21日に開催することを決定。しかし、この日は代表戦直後というだけでなく、その3日後にRソシエダードにとって最も重要なビルバオとのバスクダービーを控えている。
Rソシエダードからは今月の国際Aマッチ期間中、多くの選手たちが各国代表に招集されている。スビメンディ、オヤルサバル、レミーロ(スペイン)、スチッチ(クロアチア)、オスカルソン(アイスランド)、久保(日本)、アランブル(ベネズエラ)、アゲルド(モロッコ)、ベッカー(スリナム)、サディク(ナイジェリア)、そしてハビ・ロペスとフラガ(U-21スペイン)、ジョン・マルティン(U-19スペイン)の計13人が、欧州ネーションズリーグやワールドカップ予選などのさまざまな試合に臨むことになる。
この中でオスカルソン、ハビ・ロペス、フラガ、ジョン・マルティン、久保、アランブル、ベッカーの7人の試合は19日に開催される。中でも後者3人は欧州外への長距離移動を余儀なくされるため、アルグアシル監督は21日のメンバーに加えられない可能性が非常に高い。
Rソシエダードは代表選手を多数欠く恐れのある中での過密日程を考慮し、スペインサッカー連盟の競技委員会にホベ・エスパニョール戦の日程変更を要請したものの、認められなかった。(高橋智行通信員)