ロッテ対ソフトバンク ソフトバンク先発の石川(2020年8月23日撮影)

ロッテが、国内FA権を行使したソフトバンク石川柊太投手(32)の獲得に向けた調査を行っていることが14日、わかった。

ロッテは今季2年連続のAクラス入りを果たしたが、チーム防御率はリーグ5位の3・17。1年間先発ローテーションを守った西野がFA権を行使せず残留を表明したものの、10勝を挙げた佐々木のポスティング申請をすでに容認しており、抜ける穴は大きい。

石川は13年育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。16年に支配下選手登録され、18年にはキャリアハイの13勝をマーク。20年には最多勝と最高勝率の2冠に輝いた。今季は15試合の登板で7勝2敗、防御率2・56の成績を残した。

石川の伝家の宝刀パワーカーブはマリンの風でさらに変化し、魔球に化ける。今季はZOZOマリンで3試合に登板し2勝0敗、計12回を投げ7安打無失点、防御率0・00を残した。人的、金銭ともに補償不要のCランクで、すでに他球団も調査に乗り出しており、争奪戦は必至だ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】FAソフトバンク石川柊太を獲得調査 宝刀パワーカーブはマリンの風で変化し魔球に