右前打を放ち、ガッツポーズしながらベンチに戻る西武鈴木(撮影・河田真司)

<12球団合同トライアウト>◇14日◇ZOZOマリン

西武から戦力外通告を受けた鈴木将平外野手(26)が、シート打撃で5打数2安打と存在感を示した。

第1打席は広島育成の藤井と対戦。127キロのフォークで中飛に打ち取られた。第2打席は楽天吉川の137キロ直球を捉えたが、右直に終わった。

第3打席は楽天の161キロ右腕の清宮と対戦。カウント2-2から低めに落ちる変化球を拾い、しぶとく右前に運んだ。第4打席でも巨人育成の笠島から中前打を放った。

第5打席はロッテ育成の古谷の前に左飛に終わった。

守りでも中堅でスライディングキャッチを見せるなど、俊敏な動きを披露した。

鈴木は静岡高から16年ドラフト4位で入団。3年目の19年に1軍初出場。昨季は自己最多の72試合に出場した。今季は1月に受けた左肘手術の影響もあり、33試合で打率1割9分1厘にとどまると、10月28日に戦力外通告を受けた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【トライアウト】西武戦力外の鈴木将平、シート打撃で技あり2安打&好守で存在感を示す