【トライアウト】元日本ハム柿木蓮「悔いだけ残らないように」最速142キロで打者２人打ち取る

トライアウトで力投する日本ハム柿木（撮影・河田真司）

＜12球団合同トライアウト＞◇14日◇ZOZOマリン

元日本ハムの柿木蓮投手（24）がシート打撃で打者2人と対戦した。

巨人菊田を外角低めにコントロールされた直球で追い込み、126キロ変化球で空振り三振。中日三好には129キロカットボールで空振りを奪い、カウント2－1から左飛に仕留めた。直球の最速は142キロをマークした。「悔いだけは残らないように。ストライク先行でやろうって決めていたので、四球もなかったので良かったと思います」と振り返った。

柿木は大阪桐蔭で18年に甲子園春夏連覇を達成。ドラフト5位で日本ハムに入団した。22年に1軍で4試合に登板したがオフに戦力外通告を受け、育成選手として再契約を結んだ。プロ6年目の今季はイースタン・リーグで16試合に登板。10月28日に2度目の戦力外通告を受けた。大阪桐蔭の同期にはロッテ藤原、中日根尾、巨人横川らがいる。