トライアウトで力投する楽天清宮(撮影・河田真司)

<12球団合同トライアウト>◇14日◇ZOZOマリン

最速161キロ右腕の元楽天・清宮虎多朗投手(24)がシート打撃で打者2人と対戦し、持ち味の剛速球を見せつけた。

2打席連続四球で選球眼のある元ロッテ・菅野剛士外野手(31)と対戦。初球から152キロをマーク。2球目の153キロ直球でファウルとして追い込み、3球目の154キロ高め直球で空振り三振を奪った。

元西武の鈴木将平外野手(26)とも対戦。136キロ変化球など、直球との球速差約20キロの緩急を使った。鈴木には、カウント2-2からフォークを右前に運ばれた。「最後フォークを見せたくて、真っすぐを投げたかったんですけど、ちょっと悔しかったですね」と振り返った。

清宮は八千代松陰から18年育成ドラフト1位で楽天に入団。23年にはイースタン・リーグでセーブ王を獲得していた。

X(旧ツイッター)では清宮の剛速球に湧く声が挙がった。「なんで切られた…? ってくらい良い球投げてるように見える」「なんで清宮が戦力外?」「この舞台でも154出るんやからどっか取らないかな」などの投稿が見られた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【トライアウト】「なんで戦力外?」元楽天・清宮虎多朗が150キロ超え連発、剛速球にXも興奮